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連休中の2日目。要するに中日になるわけですが、越境出撃を以前から計画していました。 行き先は昨年も行った岐阜県丹生川村にある飛騨エアパーク。 お目当てはTeam deepbluesの室屋 義秀氏のフライト。 昨年は出かけるのが遅くなってしまい、到着がギリギリになってしまったので、今年は早めに出かけました。 松本を抜け、順調に安房峠に向け走行していたら、ナビから「3キロ先、渋滞しています」のアナウンス。 まあ、この先車線が減少するからその影響だろうと、その時点では軽く考えていたのですが、なかなか先に進みません。 これは溜まらん! とばかりに裏道爆走モードに切り替え、新島々(しんしましま)の先で合流し、しばらく走っていくと再び渋滞。 今度は全く動きません。 20分ほど頑張っていたのですが、1km進んだかどうか・・・? とりあえず、渋滞の車列から抜けだし、脇道に入って、日本道路交通情報センター「携帯電話短縮ダイヤル #8011」に電話して確認すると、渋滞は沢渡(さわんど)の駐車場まで続いているとの事。 ここでようやく気付きました。 上高地だ・・・。 考えてみれば、連休の中日。しかも、この天気では当然ですよね。 と言う訳で、この時点で「安房峠越えは無謀」と判断し、潔く撤退を決断したのでした。 そうと決まれば、のんびりと家に向けて、走って来た道を戻るだけです。 それにしても、安房峠のトンネルが開通して岐阜側へのアクセスが楽になったものの、上高地に向かう道路と一緒では意味がありませんね。もっと手前で車両規制しないと、岐阜側に抜けたい人にとっては「上高地渋滞」はいい迷惑ですよ。 しかし、あの渋滞では沢渡にたどり着いても、上高地に着く頃には日が暮れるんじゃないかな? 車列に並んでいる方達も分かっているんだろうか? などと、岐阜行きを阻止された事を恨みながら、松本に向けて車を走らせていたのですが、このまま直帰では面白くないと言う事で、途中、松本空港に寄ってみました。 まあ、空港と言っても、日に数便しか発着がない地方空港ですから、通常はガランとした滑走路が見られるだけです。 空港ターミナルに入って見学したのですが、特にこれと言ったものもなく、 「以上!!」と言う感じで、さっさと出てきました。 空港の一角には小型飛行機やヘリコプターの運営をしている民間航空会社の営業所があります。 その奥にある格納庫を見ると、 おほっ! これは懐かしい。 テールブームがトラス構造のクラシカルなヘリコプター! 子供の頃、農薬散布で早朝から飛び回っていた「ベル47」を思い出します。 調べてみたところ、どうやら仏「アエロスパシアル製 SA315B アルウェットIII(通称ラマ・LAMA)」のようですね。 そしてその横には、 ・・・・・・。 これだから単発小型機はイヤなんですよねえ。 機種がさっぱり分かりません。 とりあえず、思いつく機種名を片っ端から入力して検索したら、有りました。 「パイパー PA28RT-201T ターボアローW」だそうです。 その隣には「消防防災航空隊」があり、長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」(ベル412EP)の整備を行っていました。 何もないときは、こうして羽を休める渡り鳥のように、穏やかに過ごしているんですね。 隊員の皆さんも整備の合間に、事務所の横に止めてあるバイクを見ながら談笑したりしていましたが、いざ出動となると一気に緊迫感に包まれますから、気分転換も大事です。 このヘリコプターは、良く防災イベントなどに参加しているので、県民には馴染みのある機体です。 さて、松本空港と言えば、ここを拠点としているもう一つの航空隊。 長野県警察航空隊です。 1枚目の写真で中央に写っているのが、警察ヘリコプター「やまびこ」(ユーロコプターAS365N3 ”ドーファンU”)です。 横に電源車がいるので離陸準備でもしているのでしょう。 金網越しに望遠で様子を伺うと、数人の隊員が打ち合わせをしていました。 救助訓練にでも向かうのでしょうか? しばらく作業を眺めていたら、パイロットと思われる隊員がコクピットに乗り込み、整備員の合図と共にエンジン始動。 タービンエンジンに圧縮空気が送られ、独特の始動音と共に回転が上昇。 間もなくローターも回転を始めました。 更にエンジン出力が上がると、ドーファンの特徴とも言える尾部の「フェネストロン」が、甲高い干渉音を響かせ始めるのですが、あの”クォ〜〜〜ン”と言う独特の音がたまらないんですよね! すると後方から、3人のお子さんを連れたファミリーが、バタバタと走ってきて金網にへばりつき。(笑) パパさんが「ほーら、エンジンがかかったぞ!」と子供と一緒に大喜び。 後に、このパパさんの言動が、私を見事に”観察モード”へ誘うのですが・・・。(^_^) ドアを開け、ホイスト(救助用つり上げ装置)の点検をする隊員。 離陸準備が完了し、ランウェイに向かってタキシング。 受信機を車の中に置いてきてしまったので、管制塔とどのようなやりとりがされているのか分かりませんが、おそらく、「タキシーウェイからランウェイ進入後待機」・・・と言った内容でしょうね。 先程のパパさんがこれを見て大あわて。 「あれ?! 何で? あっちに行っちゃうの? ヘリコプターなのに走るなんて変じゃん!」 ここは空港なので滑走路上を飛行して離陸するんですけど。 車輪付きのヘリコプターは滑走路まで自走。スキッド付きは低空でホバリングしながら待機エリアに移動するんです。・・・まあ、普通はそんな事知らないから無理もないか。などと思っていると、 再びパパさんが、「分かった! 空港の人たちに見せに行ったんだ!」 おいおい、それはないって。(苦笑) 知らないからと言って、あまり適当な事を子供に教えてはマズイでしょ。 それにしてもすらりとした美しい機体ですねえ。ドーファンの名が示すとおり、ホント、イルカのようなシルエットです。 ランウェイ進入後しばらく待機。やはり先程の想像通り。 ここで、管制塔に対し離陸申請を行っているものと思われます。 間もなくローターのピッチが変化し離陸。その後、地上数メートルのところでホバリング。 するとその場で、左右に360度機体を水平に回したり、側方移動、後進などを行っています。 操舵系の動作確認を行っているのでしょうね。 さすがに上手いですね。高度も変化せず滑らかに水平回転や側方移動をこなします。 以前も記事で触れましたが、ヘリコプターの操縦はとても難しいんですね。 昨年の記事 ’07航空祭 in KOMATSU より ヘリコプターの操縦は機体を前後左右に操作するサイクリックスティックと上下を操作するコレクティブレバー、テールの左右への振り出しを操作するアンチトルクペダルで行うのですが、ホバリングの時はサイクリックスティックとコレクティブレバーで機体を所定の高度で静止させます。 更に追記しておきますが、ヘリコプターが前進するとき、ある現象が発生するのでローターに工夫がされているのですが分かりますか? 実は左右で羽根の角度を変えるんです。 一般的にローターは反時計回り。 この状態で前進すると右側は向かい風に対し、羽根が前方に移動するため、揚力が増します。 逆に左側は向かってくる風に対し、逃げるかのように後方に移動するので、揚力が低下します。 すると、左右で揚力の差が生まれ、左に傾いてしまうんですね。 ですから、進行方向の右側はピッチを浅く、左側は深くなるように工夫されているんです。 以上、”明日から使えるヘリコプターヲタ知識” でした。(爆) 話は戻って、再びパパさん。 「ほら〜、やっぱりそうだよ。何かイベントやってるんだよ。向こうに沢山人がいるじゃん。それのデモだよ。」 え〜と、向こうに見えるのは陸上競技場で、この日は陸上の大会が開催されていましたね。w しばらくすると、離陸許可が出たのか機種を前に下げ、一気に加速。 いよいよ離陸です。 これを見たパパさん。(笑) 「あ、あ”〜、行ったぞ! あっちに行ったぞ! 急げ急げ〜!!」 と、一番小さな子供を抱きかかえ、空港ターミナル方向に猛然とダッシュ!! そして必死に走るパパさんの視線の先には・・・・。 小さな黒い点となって遠ざかっていく、ドーファンの姿が有りました・・・とさ。(悲) そして、ガックリと肩を落とし、戻ってくるパパさんとファミリーの姿を見ながら、私は車に乗り込み、空港を後にしたのでした。 以上、連休2日目の誠に残念な、お出かけ編でした。 さて3日目は???(謎) <お詫び> トラックバック、コメントを閉じたままでした。申しわけございません。<(_ _)> |
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DEEPSKYさんが爆水できるオマジナイ(笑) |
作太郎 2008/10/21 12:50 |
昔・・・「ヘリコプター」って 「全面は ガラス」・・・じゃ 無かった・・かな? |
432R 2008/10/21 12:55 |
作太郎さん。 |
DeepSky 2008/10/21 23:45 |
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