浅間縄文ミュージアム

連休中に御代田町の浅間縄文ミュージアムに行ってきました。
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勤務先のすぐ近くに有りながら、なかなか行く事が出来ずにいたのですが、ようやく行って来ました。
このミュージアムは同町の複合文化施設「エコールみよた」内に有り、浅間山麓の縄文文化を紹介している展示施設で、同町で発掘された川原田遺跡の出土品を主に展示しています。
施設の規模は小さいのですが、展示品は学術的にも非常に高いものらしく、ほとんどが国の重要文化財に指定されています。
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こんなスゴイものが近くで展示されているなんて全く知りませんでした。しかも展示品の状態もかなり良いのにはビックリ。
もちろん欠損部分の修復などがされていると思いますが、ほぼ完全な状態での土器類が多数展示されているというのは珍しいのではないでしょうか?

一般的に縄文式土器と言えば火焔土器が有名ですが、川原田遺跡から出土した土器は焼町(やけまち)土器と呼ばれ、メガネ状の突起や渦巻き状の曲線など、躍動感のある模様が特徴です。
火焔土器に比べおとなしめですが、土器に刻まれた模様を見るとかなり繊細な作りです。
なかなか”ゲージュツテキ”な土器ですねえ。

展示されている土器を見るとどれも異なったデザインなのですが、細かい模様の入れ方とかが何とな~く似ている物が有り、「ひょっとすると同一作者なのかな?」 などと勝手な想像をしながら見て回りました。もしかすると、ブランド品のように作者毎に主張があったのかもしれないですね。
でも模様の入れ方を見るとなかなか凝ってます。縄文時代の人たちって美的感覚が優れていたのでしょうか?

とにかく、展示されている出土品はどれも学術的に貴重なものばかり。 よくぞここまで集めたものだと感心してしまいました。
このほかにも装飾品や石器類も展示されています。

また、施設の2階には浅間山の歴史についての展示もされています。
縄文文化と浅間山の関連性は展示されている石器類に黒曜石、軽石を利用されている事からも火山とのつながりが分かると思います。
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浅間山が現在の形になるまでの成り立ちがパネルで説明されていて、パネルの下に現在でも見られる各形成期の断層や地形が立体写真で見られるようになっていました。 
覗いてみたら・・・ほほ~う、これがそうだったんですねえ。良く目にする地形がいくつかありました。毎日見ている山ですが、成り立ちについては知らない事も多く、勉強になりました。

小さいながらも内容も濃く、充実した展示内容で良く出来たミュージアムです。
こういった地域密着型の施設が増えると気軽に訪れる事が出来て良いですね。

浅間縄文ミュージアムの横にはメルシャン軽井沢美術館も有るので、ゲージュツに興味のある方はそちらもどうぞ。

なんか、宣伝みたいになってしまったなあ・・・。

<参考>
土器を見て太古の生活を想像する - nikkeibp.jp - 親子で楽しむ一日体験コース

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