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help リーダーに追加 RSS 日本の”食”について考える

<<   作成日時 : 2008/03/30 23:57   >>

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暫定税率の期限切れで4月からガソリン価格が下がる様ですが、喜んでおられる方も多いのではないでしょうか?
個人的には現在の税率設定には不満が有りますが、いきなり大幅にガソリン価格が下がるのは、正直なところ素直に喜べません。
ガソリン価格が安くなると、家計が助かると言うメリットはありますが、それ以上にデメリットが増える可能性が高いのは賢明な方なら察しが付くと思います。

1ヶ月後に税制関連法案を衆院で再可決して暫定税率が復活する可能性もありますし、今の日本政府にとっては貴重な財源を失うのは大変な痛手ですから、例え廃止になったとしても、何らかの代替案で国民から搾り取ろうとするでしょうね。
ですから長期的に見て、ガソリン価格は下がらないと思っていた方が無難ですよ!
国民から取れるだけ取って、甘い汁を吸ってばかりいる政治家の皆さんには、無駄を省いて節約しようなどという考えは一切無いでしょうから。

・・・と、毒を吐いてみたりして(爆)

さて、毒を吐いたついでに、今日はちょっと深刻なお話を。

しばらくお休みを頂いていた間に週刊 東洋経済 2月23日号「食の戦争」を購入し読んでみました。
画像

最近、穀物価格の高騰により、食品の値上げが相次いでいますが、国民にとっては由々しき問題です。

そもそも、食料の大半を輸入に頼っている日本の「食糧自給率の低さが、これほど大きな問題となって現れているのですが、その点を含め、現在の日本の食糧事情の脆弱さを詳しく特集しています。

日本の食糧自給率は世界的に見ても先進国中で最下位
オーストラリア237%、カナダ145%、アメリカ128%、フランス122%、ドイツ84%、イギリス70%、イタリア62%、スイス49%、韓国47%、日本39%
穀物では自給率がほぼ100%のコメ(と言っても、こちらも崩壊寸前らしい)を除き、大半を輸入に頼っています。
中でもトウモロコシは、96%をある国から輸入しているのですが、どこでしょう?

そう、バイオエタノールブームに湧く米国です。
トウモロコシに作付けを切り替える農家が急増して、大豆や小麦の生産が減少。
更に北京オリンピックバブル(笑)で経済成長著しい中国での需要拡大、オーストラリアの大干ばつによる小麦の生産減などの影響が加わり、トウモロコシと大豆の相場価格はここ3年で約2.5倍、小麦は約3倍に急騰。
穀物価格の高騰と調達難が、自給率の低い日本の食に襲いかかってきているわけです。

※食料自給率については「農林水産省 平成18年度 食料自給率レポート」に詳しいデータが掲載されています。

トウモロコシの価格高騰は国内の畜産関係者にとっては頭の痛い問題で、瀕死の状態のようです。
たとえば牛肉1kgの生産に必要なトウモロコシは11kgにもなるそうですから、牛一頭ともなれば相当な量のトウモロコシが必要になります。
この点については、肥育業に携わるP307HDiさんも苦労されていますが、餌代が払えず廃業してしまう業者も出てきている様で、こんな状態が続けば、ほとんどの食品が値上げされる事になりかねません。
牛、鶏、豚などの飼料にはトウモロコシは欠かせない原料ですから、その影響は肉だけでなく、その加工品や乳製品、卵など広範囲に及びます。


それこそ分厚いステーキを頬張って「まいう〜」なんて番組作っていられなくなるでしょうし、大食いタレントは真っ先に芸能界追放でしょうね。(木亥火暴)

食料品の輸送量と輸送距離による環境負荷の目安として「フードマイレージ」と言うデータがあるのですが、日本はずば抜けて高く、特に穀物が占める割合が半分以上を占めています。
日本は大量の食料品を輸入することにより、環境面にも大きな負荷を与えているんですね。

参考:農林水産政策研究所 農林水産政策研究所レビュー より 食料の総輸入量・距離(フード・マイレージ)とその環境に及ぼす負荷に関する考察(PDF:90KB)

そして、記事の中で考えさせられたのが、日本は大量の”水輸入国”で有ると言う事。
食料の生産には”水”が不可欠です。
つまり大量の食料品を輸入している日本は、他国から”大量の水を輸入”しているんです。
これを「バーチャル・ウォーター=仮想水」と言うのだそうですが、食料1kgの生産に必要な水の量は自給率100%のコメが3600リットル、牛肉に至っては何と2万リットルも必要。大好きな方も多い牛丼1kgでは1890リットルになると言う事です。
何気なく摂取している食材も、間接的に大量の水も摂取していると言う事なんですね。

参考:(財)食生活情報サービスセンター 食料自率と世界の食料需給より 「我が国と諸外国の自給率」

ちょうど、この本を読んでいる最中に、あるテレビ番組でも取りあげていたのですが、アメリカでは砂漠地帯で穀物などの栽培が行われていて、その灌水に使っているのは大量に存在する地下水。
画像

Google Earthでアメリカの砂漠地帯をご覧になった方は、こんな模様に気付かれたと思いますが、これが円形の巨大農場プラント。
円の中心から地下水をくみ上げ、灌水装置がゆっくりと回りながら作物に灌水を行います。

ところが地下水は長い年月をかけて地下に溜まるのですが、くみ上げる水量が、その速度を大幅に上回っているため、あと数十年で枯渇してしまう可能性が指摘されているそうです。

今まで日本の食糧自給率の低さは問題だと感じていたのですが、この仮想水という問題については、恥ずかしながら、この東洋経済を読むまで気が付きませんでした。
世界には安全で衛生的な水が無くて困っている人々が入るというのに、大量の水を海外から輸入して、消費している日本は一体・・・。 反省しなくてはならない問題ではないかと感じました。

他にも日本が輸入に頼っている国々であるアメリカ、ブラジル、中国、オーストラリアの現状などが記事にされていて、読み進めていくうちに、思わずゾッとするような実態が書かれていたりします。
たとえばアメリカでは今後収穫量の多い遺伝子組み換え作物への切り替えが進みそうな事などや、ブラジルのサトウキビ畑拡大によるアマゾンの森林破壊、中国の自国内での消費拡大と穀物自給率の上昇による輸出量低下、2年連続の大干ばつに襲われたオーストラリアの穀物被害など、輸出国側の問題点が詳細にまとめられています。

更に自給率100%と言いながら米価低下、荒れる農地など大きな問題が山積している日本の米作り。
担い手不足、十分な支援が受けられず減少する農家の実態など、考えさせられる記事の数々が、総ページ数の約半分を使ってまとめられています。

かなりボリュームのある内容なので、ここで全てを紹介するのは無理ですが、皆さんにも是非読んで頂きたい一冊です。
まだ、今のうちであればバックナンバーも購入できる様なので、興味を持たれた方は購入されてみてはいかがでしょうか?

この本を読み、少しでも日本の食糧自給率を向上し、出来るだけ海外からの輸入を減らして、CO2の削減が出来れば、環境にも良い事ですし、何より様々な問題に苦しんでいる農家の皆さんを助けてあげる事が出来るのではないかと思います。
地産地消がベストですが、国内産の物を選ぶだけでも十分です。
(私も、最近では出来るだけ国内産の食材を選ぶ様にしています。)

同じ食料品でも、国内産の方が割高な場合がありますが、毒入りギョウザ事件を代表する様に、食の安全について不安が広がっている今こそ、改めて”日本の食”について考えてみる時期ではないでしょうか?

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カーボンニュートラルはドコへいった?
 今日のニュースなのでご覧になった方も多いと思いますが…。 ...続きを見る
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2008/04/30 22:23

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほどー。
フードマイレージと似てますね。
仮想水ですか。

ガソリンについては同じ意見です。
海老で鯛を釣る減税でしょうかね?
あもちん
2008/03/31 01:18
deepskyさん、お久しぶりで。
昨日はコメントありがとうございます。
いよいよ暫定税率下がりますね。でもまた戻るとか。
僕らシステム屋は政府の方針が定まらないおかげで右往左往してます(汗
それにしてもdeepskyさん「東洋経済」読まれるなんて・・・博学だ♪
作太郎
2008/03/31 12:36
ガソリンについてはボクも考えることがあります。
本来は安くする(安くなる)ことが論点ではないはず(その使途が本題)ですが、いろんな方々の思惑で『格差』とか『景気』とか国民の食い付きがいいところに絞って話をして・・・
日本は元々ガソリンがアメリカ等に比べ高いからエコ車の技術革新が進んだんですから・・・
まぁ、どうでもいいや。
7thくん
2008/03/31 21:40
燃料の価格と自動車技術(特にエンジン)は比例するんですけどねぇ。ガソリンの税金を安くしすぎて自動車業界が衰退した米国と、高額な環境税をかけた結果、現在の隆盛がある欧州。較べれば一目瞭然なのですが・・・

それはともかく、国の食を守るのは生産者ではなく、最終的には消費者だと思っています。
安さだけを求めていればリスクは増え続けます。自給率も含めた安全・安心にはそれなりのコストがかかること理解してほしいですし、今、少々高くても地元の産物を購入することが「未来への投資」になるというふうに考えてほしいものです。
P307HDi
URL
2008/03/31 22:05
 水…についてはホント取り上げられるケースは少ないですね。ワタシも日経のコラム記事で確か見た気がするんですが、ソレまでは全く考えもしませんでしたし…(^-^;
 まぁ、もっと行けば…化成肥料とかの原料だって…ともいえますし、堆肥にしたって、畜産関係の飼料は基本的に輸入に頼っているワケで、ソコまで考えると…正直、コメに限らず、農産物の自給率は実質はまだ低いのでは…と思ってたりします。

 遺伝子組み換え作物…アメリカだとかなりの割合になっている印象が…テレビで、豆腐業者のレポがありましたが、品種指定で輸入してるらしいですが、みな作付けを組み替え大豆に変えているせいで、純な品種が入手しづらいとか。
 紹介してた組み替え大豆は「ラウンドレディ(?)」だったかな。有名な除草剤「ラウンドアップ」をかけても枯れないそうで、除草剤散布の手間は省けますが…。

#長くなったので分けます(汁)
ながみ@GF8C
URL
2008/03/31 22:38
#続き

 ワタシもココ数年は農に関わる仕事になりつつありますが…P307HDiさんがお書きのように、最終的には消費者だと思うコトは多いです。
 安くて、見栄えが良くて(虫食いが無い)、農薬使ってなくて…なんて条件は、実際問題、成立しないと思いますから…出来て「減農薬」でしょうね…極力ピンポイントで散布して、総使用回数を減らすとか…。

 しかも日本は出荷の際の「規格」が事細かに多く、コレはやっぱり日経で、魚のハナシで出てたのかな…値切られてしかも規格が細かいのは面倒だから、規格がアバウトで高く買ってくれる国(会社)に優先的に回す傾向が顕著になりつつあるのだとか。
 以前コメントでも書きましたが、これから先の戦争の「弾」は「食料」になるんじゃね?と思いますわ…。
ながみ@GF8C
URL
2008/03/31 22:39
でも 自給率を 上げて 「輸入」を しないと・・・・・「輸出」するときに「一方的に 輸出だけして 儲けるなんて 日本は ずるいよ!」と 「ジャパンバッシング」・・・に なって しまう・・・・・・(そのために 自給率が 低くなって しまっても 「輸入」するように しているのでしょうから・・・・・)
難しい問題・・・だと 思いますよ!
しかし・・・・「水」は 無限に ある・・・・・と 思ったら 大間違い・・・・なんですね!
432R
2008/04/01 00:43
 水のハナシ…そういえば思い出したんですが、農産物だけでなく、「水そのもの」の輸入量も結構増えていたハズ>ミネラルウォーター関係
 と思って調べてみました。

 日本ミネラルウォーター協会の統計資料↓
http://www.minekyo.jp/08-1.pdf

 しかも…「エコ」のために熱帯雨林を伐採とか(東南アジアのハナシですが)、当初のお題目の「カーボンニュートラル」↓
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=3670
 はどこへ行ったのやら…?
ながみ@GF8C
URL
2008/04/02 19:44
あもちんさん。
なかなか難しいですが勉強になりましたよ。
まだまだ学ばなければならない事が多い・・・。

ガソリン価格・・・やっぱりそうですよね〜。後々大きなしっぺ返しが待っているような気がしてなりません。

作太郎さん。
そうか〜。仕事柄、価格の変動には困惑させられているのですね。税率も変わるし、この先の方針もどうなるか分からないので、困りますよね。
「東洋経済」・・・そんなガラではないのですが、この雑誌は時々内容をチェックしています。薄学なので勉強しないと(汗)

7thさん。
そうそう、ちょっと論点がね〜。
米国との価格差も有りますが、国内でも地域差が有りますからね。しかもその差について、明確な理由がないのが不思議なのですが・・・。
”暫定”税率の分を環境保護(環境税など)に使う発想ってセンセイ方には無いんですかね?
DeepSky
2008/04/03 23:09
P307HDiさん。
今や世界でも有数の自動車(生産)大国になった日本が、欧州より遙かに安い税率でありながら、一部の税率廃止で大騒ぎするのはどうかと思いますよ。ハード技術は優れていても、それを取り巻くソフト面はまだまだ欧州に比べて遅れていますね。

日本の食料輸入依存度がここまで高くなったのは、消費者が”安さ”を求めた結果であり、それにより、ここまで日本の食、並びに生産者を脅かす結果になったわけですから、消費者ももっと勉強して欲しいですよね。
「未来への投資」・・・まさしくその通りだと思います。 さすが、良い事を仰る!(笑)
穀物価格が高騰して大変ですが、頑張って下さい。
DeepSky
2008/04/03 23:35
ながみさん。
超大作なコメント(爆)ありがとうございます。
ホント、間接的な輸入まで含めたら、一体どこまで日本の食料輸入依存度は高いのか想像できませんよね〜。
以前の記事「ファンドマネーと穀物高騰」
http://deepsky.at.webry.info/200711/article_14.html
で元にしたTV番組で、遺伝子組み換え作物の切り替えについて、ある農家が「ビジネスのためには仕方がない」と言っていたのが、かなり印象的でした。生産側にしてみれば良質で収穫量が多いに越した事は有りませんからね。
魚の買い付けについては、同じような話を聞いた事があります。日本はやたらと注文が多くて、海外の業者が売ってくれないんだそうですね。将来的には魚すら貴重になる・・・なんて話も有りますね。

いずれにしても食とそれにまつわる事については、全然畑違いな分野なので、今まで気にしていなかったのですが、もはや無視できなくなっている感じがしてますね〜。
DeepSky
2008/04/04 00:14
#続き
足りなかった・・・(^^;

水のハナシ・・・これも変な現象なんですが、水道水を飲まない人が増えているんだそうで。
主に都心部に多いのだそうですが、わざわざ買ってきた水で料理をするとか。
(硬水と軟水の使い分けとか、面倒じゃないのかしらん?)
水道水がマズイから・・・と言うのが理由だそうですが、オゾン処理システムなどの導入で、水自体はかなり質が良くなっているのですが、本管から各家庭に伸びる古い配管が原因でカビくさかったり、サビが混じっているみたいですね。
フツーに水道水を飲んでいる山国の住人には想像も付かないハナシです・・・(汁)
DeepSky
2008/04/04 00:18
432Rさん。
たしかに一方的な輸出で儲けるのはバッシングの標的になってしまいます。
ただ、問題なのは先進国の中でも極めて低い食糧自給率というのは、いざ輸入がストップしたらどうなるのか? 恐ろしい事態を招く事になります。
それこそ、全国民が自給自足の生活を強いられる事になりかねません。
まあ、これは極論としても、「生命維持」に密接に関わっている「食料」については、日本のあまりにも低すぎる自給率に、もっと関心を持たないといけないのではないかと思います。
DeepSky
2008/04/04 00:27
そうですよ見えにくいですが次は水です。今まではアメリカを見ながら輸入してましたが、もう中国やインドと全てのモノの取り合いですからね。もうお金出して無理に引っ張る経済力の差もありませんし大ピンチです日本。特に水は中国がヤバイ。長江?黄河?水は流れているのか?(笑)
ヤン
2008/04/07 00:10
ヤンさん。
「水の惑星」などと言われているのに気が付かない物ですね。水は大切です。
日本が経済大国だなんて言われていたのは過去の話で、今や中国やインドと言った新興国へ、世界中が向いてしまっているから、全ての物が奪い合いになっていますね。少なくとも水と食料だけは国内の自給率を上げるようにしたい物です。

DeepSky
2008/04/08 21:58
■フードマイレージ、バーチャルウォーターだけが環境負荷指標か?−バーチャルCo2はどうなのか?
yamada.yutaka@gmail.com
こんにちは。最近フードマイレージやバーチャルウォーターという環境負荷指数が、マスコミなどで取り上げられることが多くなりました。しかし、私は、この指標自体に問題はないと思いますが、これだけに着目した場合片手落ちになるような気がします。私は、環境負荷指標に関して、バーチャルCo2という概念を考えてみました。この考えは、たとえばある国がある製品を輸入した場合、輸出国でその製品を生産したco2を輸入国に上乗せするというものです。詳しくは私のブログをご覧になってください。ただし、これは私が初めて考え付いたものなのか、それとももうすでにそのような概念があるのかどうかは判りません。もしご存知でした教えていただきたいです。いずれにせよ環境問題は地球規模の問題ですから、あらゆる観点から見ていく必要があると思います。
yutakarlson
URL
2008/05/13 12:35
yutakarlsonさん、いらっしゃいませ。
バーチャルCO2は私も資料等の存在は把握していません。
たしかに仰るとおり、CO2の輸出入を仮想的に表示した物が有れば環境負荷指標の1つとして重要な資料となると思います。
しかし、CO2の場合どれだけの量が取引されているか産出するのが難しいと思います。と言いますのは、水のように製品当たりの必要量を単純に割り出せないからです。
yutakarlsonさんが記事で仰っているように日本は工業を中心とした製造業大国ですが、製品を製造し、輸出した場合、単純に製品製造時のCO2だけが輸出される訳ではありません。と言いますのも、それらに使われる原料、部品のほとんどは海外から輸入しています。(製品そのものがCO2を発生する物もある)
DeepSky
2008/05/13 22:14
#続き

つまり、日本で製品を作り輸出した場合、構成される部品の原料製造段階からのCO2を考慮しないといけませんし、部品を国内の製造段階での発生量など、非常に複雑になってしまいます。更に、近年、ほとんどの国内企業は海外に製造拠点を移していますから、より複雑になっています。
そんな理由で、バーチャルCO2という指標が作れないのだと思います。
CO2の問題については、いくら省エネな製品でも、それを作るのに排出されるCO2も考慮しなければならない。いわゆる、“ well to wheel ”の概念が大切だ、と以前よりディーゼル普及に尽力されていますP307HDiさんやHDi136さんをはじめとしたディーゼル推進派の皆さんの間でも、良く話が出るのですが、少なくとも、工業製品のような複合品は製品単体ではなく、部品レベル、材料レベルから考えないと、正味のCO2量は出せないと思います。
いずれにしても、視覚化が困難な物もありますが、多方面からの検証は今後も必要ですし、少しでも多くの人に真実を知って頂きたいと思います。
DeepSky
2008/05/13 22:15

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